2017年3月30日木曜日

日本茶の『蒸し』


日本茶は蒸してすぐに乾燥することで
生葉の酸化発酵作用を止めます。
発酵すると紅茶や烏龍茶になり、
発酵させず蒸して乾燥する工程は世界でも珍しく
日本独自の製法です。

蒸し時間が短いと(約20秒)茶葉の形がしっかりと
針のようになり、淹れた時は透き通ります。
蒸し時間が長いと(約120秒)茶葉の形が細かく砕け
淹れた時は深い緑色で湯呑みの底が見えないほどです。

茶ッ葉屋では深蒸し茶・中蒸し茶・浅蒸し茶を
店頭にご用意しております。
蒸し加減の好みや、違いをお楽しみ頂けたらと思います。