2018年12月1日土曜日

天皇皇后両陛下に煎茶もお召し上がり頂くことが叶いました。


この度、「浜松料理」に合う煎茶と茶器にて、天皇皇后両陛下に呈茶させていただきました。

茶呈師の薗田基一です。

平成30年11月27~28日の静岡行幸啓天皇皇后両陛下の28日御会食の料理番と配膳番を御担当された秋元健一氏からお声掛けをいただき、茶呈師薗田基一として、終始同行させていただきました。

秋元氏は奇をてらわず、お喜びいただきたい一心で終始行動されて、まわりも自然に笑顔と愛で満たされていました。

御会食中、煎茶にもお喜びの御言葉をいただき、私も嬉しさのあまり涙がとまりませんでした。

御品書きに、私の個人名まで添えていただき、本当に胸がいっぱいです。


想いと料理、その空間とご要望に合う呈茶(おもてなしの茶)は、茶生産者、茶師(茶の仕上げ)単体では成り立ちません。陶芸家、職人の見立てと技術も要します。
茶托・蓋は、浜松市天竜の御神木で仕立てて頂いたほどです。
同じ心で茶に関わってくださった方、本当に有難う御座いました。
これからもっともっとお喜び戴けるよう、私も浜松で日本茶を手仕上げしつづけ、茶呈師として励みます。ご縁賜り、感謝の気持ちでいっぱいです。

写真 秋元健一氏Facebookから引用

茶葉  西澤 欽丞 知之
    相藤 令治
湯呑み茶碗  鈴木進
蓋・茶托  日下部善昭
茶箱  薗田喜恵子
茶呈師 薗田基一
茶呈師とは・・・
茶生産・製茶(加工)・茶師(配合)・茶舗(店舗販売)・呈茶(もてなし)、全ての経験を有し、ご依頼者の目的や想いを何よりも重視して、日本茶で表現を個人自ら一貫して従事する人。
また、内容によっては他分野の専門家も交え行動することも得意とする人。